今回のテーマは「ボルダーオパールが持つ不思議なパワーとベストな保管方法」、リクエストが多かった2つのトピックを記事にまとめてみました。
ボルダーオパールに宿るパワー
まずはじめに、私は「石が持つパワー」に関して否定的ではありませんでしたが、それを信じ込むタイプでもありませんでした。現に今も昔も、スピリチュアリストでもなければ、極端に迷信深いわけでもありません。
純粋に宝石としての美しさに心惹かれ、ボルダーオパールの虜になった人間です。
しかし、ボルダーオパールに囲まれた生活をしている中で、「石には不思議なパワーがあるんだな」、こう感じる出来事が実際にあったのも事実です。
みなさんは、石には不思議なパワーがあると思いますか?
私ですか?
以前は「分からないです」と答えていた私も、今では「あると思いますよ」と答えています。
以下、私が感じた「ボルダーオパールが持つ不思議なパワー」です。
1. 努力は実る
夢・恋・美容・学業・仕事など、全力で目標に向かって努力している人、そんな人たちの「未来を切り開く手助けをしてくれるパワー」がボルダーオパールにはあると思います。
特に「真面目にコツコツ頑張っている人」、そんな人たちを陰ながら力強く応援してくれる石です。
オパールの石言葉に「幸運」・「希望」などが挙げられていますが、これには妙に納得してしまいます。
2. 力強いパワー
ボルダーオパールには「ポジィティブなエネルギー」が宿っており、このエネルギーが人をプラスの方向へ導いてくれると言われています。
世の中は広いもので、そのエネルギーを感じることが出来る人っているんですよね。もちろん私にその力はありませんが、実は過去に1度だけ不思議な体験をしたことならあるんです。
もうだいぶ昔のことになりますが、原石を保管しているガレージの扉を開けた時、視界がパッと明るくなり強いオーラの空間を感じたことがありました。
みなさんは、この妙な現象に関してどう思われます?私の錯覚だったんですかね?
それとも、これが世に言う「ポジィティブなエネルギー」だったんですかね?
何はともあれ、毎日その扉を開けていたのにもかかわらず、このようなことが起こったのはこの時の1回だけです。
3. 身を守ってくれる
ボルダーオパールには「災いから身を守ってくれる力がある」、現地でボルダーオパールを掘っている友人たちがよく口にする言葉です。
一般的に知られているパワーではありませんが、私もボルダーオパールには「このような守護的なパワーがある」と思っています。
最初に述べたように、私は迷信深いタイプではありません。それなのになぜこう思うようになったのか?
それは、「不幸中の幸い」と言えることが何度もあったからなんです。
その中でも、「ボルダーオパールをソーイングしている時に起こったアクシデント」、この出来事が特に強く記憶に残っています。
10年ぐらい前でしょうか、作業中に利き手の指を動かす神経を切ってしまい、とにかく大変なことになりました。
幸いだったのは、いつもなら鉱場でしているはずの作業を、この時だけはブリズベンの自宅でしていたんですよね。
なぜこれが「不幸中の幸い」だったのか?
救急車で運ばれたぐらいです、仮にこのアクシデントが鉱場で起こり、ドクターヘリの到着を待っていたら、、、一体どうなっていたのでしょう。
あっ、比べると大したことではありませんが、ほかにもこんなこと(ハラハラした出来事)がありました。
ボルダーオパール、お守りのような不思議なパワーを秘めた石です。
自宅での保管方法
決して弱い石ではありませんが、「宝石としての価値」を下げないためにも、扱い方には多少なりとも気を配りたいところです。
以下、ベストと言っては語弊がありますが、実際に行っている私の保管方法です。注意事項を交えながら書き進めていきたいと思います。
1. トレー
原石・ルースともに、基本的にはトレーを使って石を保管しています。まずは原石から、
<<原石(ドライ)>>
大きさ・グレードを問わず、手持ちの原石のほとんどは乾燥状態で管理されています。水につけておかなくても、基本的には石の状態に悪影響を及ぼすことはありません。
オーストラリア産オパールは水分の含有量が少ないため、ほかの産地のオパールと比べると(エチオピア産など)圧倒的に乾燥に強いです。
もちろん、水につけておかないと遊色が退色する(遊色が石から無くなる)ということもありません。
※非常に稀にですが、割れてしまうことがあるのも事実です。ただ、水につけて保管していたとしても、割れる時は割れてしまいます。
<<原石(ウェット)>>
では、なぜ上の写真のように、水の中に入れて保管している原石があるのでしょうか?
オパール原石、水に濡らして見なければ「その美しい遊色の全貌」を楽しむことは出来ません。水の中に入れて保管しているのは、ふと自分も遊色を見て楽しみたくなる時があるからです。
注意事項はひとつだけ、藻が発生すると何かと面倒ですので、日光にはご注意を。
<<ルース>>
大きさ・グレードを問わず、トレーの上に滑り止めマットを敷いて、その上にルースを並べる、これが昔からの私のスタイルです。
注意事項は「直射日光を避けること」・「ほこりは拭き取らずに洗い流すこと」、この2つはクラック(割れ)とスクラッチ(擦り傷)を予防するための対策です。
あっ、滑り止めマットは1度お湯できちんと洗い、薬品臭を落としてから使うようにしています。
2. ジップロック
保管スペースは限られていますので、原石・ルースを問わず、グレーディング(グレードごとに石を分ける作業)が終わったストック分の石は、小分けしてジップロック(チャック付きの透明な袋)に詰めてしまいます。
<<グレーディング済み>>
さらには万が一の時を考え、持ち運びが出来るよう、頑丈なスーツケースの中で保管しています。
割れたりしないのかな?
心配な梱包の仕方に思われるかもしれませんが、ある程度きちんと空気が抜けた袋詰めが出来ていれば、石は動きませんので割れることはありません。
ただ、石に若干のキズがついてしまうことは稀にありますので、小袋に1個ずつ入れて保管している石もあります。
しつこいですが、複数個の石をひとつの袋に入れて保管する時は、「ある程度きちんと空気を抜き、石を動かなくさせること」、これが注意事項です。
3. ルースケース
利便性を求め、普段は「トレー・ジップロック」を使って石を保管している私ですが、「ディスプレイ」と「石の保護」、この2つのことを同時に考える必要がある時は、やはりルースケースを使用しています。
注意事項はひとつだけ、長期間の保管の際は「密閉力が強すぎるルースケースの使用」は極力控えること。
私の思い違いかもしれませんが、ケースに入ってくる空気の流れが完全に止まり、その状態が長期間続くと、どうも石にクラックが入ってしまう場合があるみたいなんです。
みんさんはどう思われます?私の思い違いなら良いのですが、、、
ただ、ちらほら耳にする話でもあるので、そのような密閉力の強いルースケースを使用する場合は、数週間に1回は空気を入れ替えるようにしてあげましょう。
あっ、記事の最後になってしまいましたが、大事なことをひとつ。ボルダーオパール、大切にしてくれる人には「とてもとても忠義深い石」です。
以上、「【パワーストーン】ボルダーオパールが持つ不思議なパワーとベストな保管方法」でした。完
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記事公開日 2019年9月26日, 最終更新日 2023年1月8日