今回のテーマは「DIY/自分でやってみよう!第2弾」前回同様、ボルダーオパール原石の紹介から始まり、後半部分ではリメイクされた原石の様子を「ビフォー&アフター形式」にて紹介しております。
今回のボルダーオパール原石は?
百聞は一見にしかず、今回もまずは実物の画像をご覧ください。これらの原石のほとんどは1回目のソーイングが終わった直後のもので、ボルダーオパールの種類で言うと、ボルダー/フルフェイス系のものがメインになります。
<<ボルダーオパール原石 >>
1. 大きさ
大きいもので約1キロ、小さく見える石でも100グラム前後の重さがあります。100グラム、これをカラット数で表すと500ct、実はけっこうな大きさです。
余談ですが、オーストラリアから「1キロの荷物」を日本に送るとなると、(追跡なし・補償なし)の一番安い発送方法でも$27.30、オーストラリアの物価もだいぶ高くなりました。
2. リメイク前の石を見た感想
何と言っても迫力があり、形さえきちんと整えれば、立派な原石の置物として市場に出すことができます。ただ、ほとんどの石がリメイクを必要としていますので、時間と手間はそれなりに掛かってしまいそうです。
いざ、リメイク開始!
それでは早速ですが、3つのマイルールに沿って、石たちを少しでもハンサム・キュートにしていきたいと思います。
もちろん、作業は「いつも通りの電動工具と先端パーツだけ」を使って行います。
1. 1個目のボルダーオパール
<<ボルダーオパール>>
まずは、この487.5ctのボルダーオパール(フルフェイス系)からです。母岩部分はあまりいじらず、ガタガタな部分と鋭利な部分だけを削っていきたいと思います。
しかし実際は、、、
<<リメイク後>>
石に刃をあてるやいなや、フルフェイスにしようという本能が働いたのでしょう、残すつもりでいた母岩部分を迷うことなく取り除いていました。
さらには不純物を取り除き、面を整え、何ピースかに石をカットしたくもなりますが、今回はこれで終わりにしておきたいと思います。
2. 2個目のボルダーオパール
<<ボルダーオパール>>
次は、このボルダーオパールです。重さは1840ct(368グラム)、色合いのコンビネーションが目を引く、超特大サイズの一品です。
黄色の線が示すよう、出来上がりのイメージは出来ていますので、そのイメージに沿って作業を進めて行きたいと思います。
しかし、これも実際は、、、
<<リメイク後>>
全体の見栄えの良さを取るなら「予定通りに仕上げるべき」、分かってはいるのですが、土壇場で「右上の遊色部分をカットすることに」強くためらいを感じてしまいました。
このように迷った時は、3つのマイルールの適用です。
マイルール>ルール2「サイズと遊色は残せ!」予定とは異なった仕上がりになりましたが、これに不満足ではありません。カットしてしまった原石を元に戻すことは出来ませんが、残っている部分を後でカットすることは、いつでも出来るからです。
3. 3個目のボルダーオパール
<<ボルダーオパール>>
最後は、このボルダーオパールです。重さは2420ct(484グラム)、2個目の石よりさらに大きい超特大サイズの一品です。
別角度からの画像をもう1枚。
<<ボルダーオパール>>
「延べ棒のような形に仕上がれば」と思っているのですが、さて一体どうなるのでしょうか?!
<<リメイク後>>
重さにして1230ct(246グラム)、だいぶ削りましたが、今回は予定通りの仕上がりです。
「イメージ通りの丸み」を持った石に仕上がったのが、何より嬉しいです。
それではページの最後に、超特大原石を使ってのボルダーアイテムの写真を1枚。友人が現地で販売しているアイテムです。
<<ボルダーオパール彫刻>>
以上、「【002★DIY】ボルダーオパールの原石をリメイクしてみよう!」でした。完
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記事公開日 2019年7月20日, 最終更新日 2022年10月22日